■小学校教材(1-2年)
小学校の低学年は、基礎学習の時期です。多くのことを詰め込むよりも、基本的な学習姿勢と基礎学力を確実に身につけることが大切です。
学習に対する意欲を芽生えさせるのもこの時期です。
自ら学び、考える力は、この頃に芽生えてきます。
仮にこの頃に目立った学力の伸長があったとしても、それが高学年や中高・大学まで続くとは限りません。
まずもって大切なのは、自ら学ぶ楽しさ、観察したり、調べたりする楽しさを体感させることだと思います。
ここでは、小学校1-2年時におすすめの教材をご紹介します。
すべての科目の基礎となる国語と算数が学習の中心となります。
自由自在は、現在「算数」のみが出版されています。
国語力は、読書によって決まります。テレビでは視覚情報が直接入ってきてしまうので、お話から場面を自分で想像する楽しみを与えてはくれません。また、登場人物の心理に深く入っていくことも読書に比べれば格段に少なくなります。
読書の後には、本のあらすじや感想を聞いてやるのもいいでしょう。話を整理したり、自分の考えを表現したりする力がついてきます。
字や絵を書く時には、正しい姿勢で、手と頭が連携する神経ネットワークが作り上げられるように計らってやりましょう。
■辞典
言葉には意味があります。漢字にも意味があります。
意味も分からずに闇雲に丸暗記するのではなく、しっかりと意味を理解してほしいと思われるならば、こちらの辞典を用意しておかれてはいかがでしょうか。
■図鑑
子どもは知識欲のかたまりです。ここでご紹介する図鑑をそばに置いておくだけで、ちょっとしたきっかけから自分で調べる習慣を身につけていきます。もちろん、図鑑による知識は、子どもの更なる興味の源泉となっていきます。
子どもが学習するのは、なにも学校だけではありません。机に向かった勉強だけでもありません。
自然と戯れ、動植物を観察し、触れ合うことで、様々な経験を積んでいきます。
手先を使って色々なものを作る楽しさを味わうのもこの頃ですし、身体全体を使って、全身のセンサーを研ぎ澄まし、バランス感覚や俊敏性を会得していくのもこの頃です。
仲間と交わることで、自然と体力が増し、自立心も芽生えてきます。
ともかく、あらゆる環境・経験が子どもを成長させていきます。あまり、親が干渉したりせず、伸び伸びと自分で判断して、好きなことをさせてやることも大切です。
■小学校教材(3-4年)
小学校の3-4年ともなると、自発的な学習習慣を身につけさせる好機です。
自ら学ぶ楽しさを教えてあげましょう。
そのためにも、学校の勉強ばかりでなく、参考書を与えて、暇な時間には自然と参考書に手が伸びるような環境を作ってやりましょう。
疑問が沸いたら、辞書や百科事典を使って調べることも、この学年の子どもなら身につけられる習慣です。
ここでは、小学校3-4年時におすすめの教材をご紹介します。
※なお、3-4年の社会科は地域社会を中心とした内容となりますので、学校の教材(地元の情報)をしっかりと身につけることが重要です。
■百科事典
小学校1-2年生のお薦め教材でご紹介した図鑑では、そろそろもの足りなくなってきます。
読み物としても面白く、詳しい解説を求めるようになってきます。
■小学校教材(5-6年)
小学校の5-6年ともなると、子どもの精神年齢も上がり、大人顔負けの能力を発揮する子どもも現われてきます。
体育、音楽、美術、文学、図工など色々な分野(科目)でスター的な存在となる子どもがクラスに何人かいるというのも珍しいことではなくなります。
中学校受験を控えているお子さんならば、塾通いも当たり前となっているでしょう。
小中一貫教育の学校に通っている場合でも、これまでのおさらいとして卒業テストなるものを実施している学校もあります。
中学生になると、受験競争を勝ち抜いたお子さんが仲間に加わるわけですから、ウカウカとはしてられません。
ここでは、小学校5-6年時におすすめの教材をご紹介します。
■副教材
■英語
近年では、小学校3年生から始まる「総合」にて、英語学習を取り入れている学校が増えています。
英語圏の子どもたちの遊びを通して自然にネイティブスピーカの発音で英語に親しむならば、こちらのシステムがお薦めです。
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